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デンマークと相互に学び合う訪問看護ステーション。

病院:ぐるんとびー訪問看護ステーション
科目:看護師
職種:看護師(新卒), 看護師(既卒)

掲載開始:掲載終了:2019.06.10通算アクセス数:14,909


※定員に達し次第、応募は締め切りとなります

目の前の人に、踏み込んで向かい合える

「たとえ終末期の方であっても、今のその一瞬を楽しんで、笑って欲しい。私のまわりのすべての人の笑い声に包まれたいというのが、一番の想いです」

総合病院の看護師から小規模多機能ホーム「ぐるんとびー」に転職した動機を、柳下将徳はそう語る。

(写真)柳下将徳/看護師/神奈川県出身
(写真)柳下将徳/看護師/神奈川県横浜市出身

小学生の頃、叔母を乳がんで亡くした柳下。“何もしてあげられなかった”という無力感が、看護師を志す原点となった。病棟クラークを経験後に正看護師の資格を得た柳下はそのときの夢をかなえることができたわけだが、実際に看護師として勤務を続けても、もやもやとした無力感が消えることはなかった。

看護師は、当たり前のことだが、病院の中で患者と向き合う。そして、その時点で患者にとって何がベストであるかを考え、尽くす。

「でも、医療はその方にとっての一部分でしかないわけです。その方の生活、人格のすべてに私が関わっているわけではありません。次第に、看護師が患者さまのすべてを担うなんておこがましい、と思うようになりました」

そんな無力感を抱いていたときに、古い知人を介して偶然出会ったのが「ぐるんとびー」を立ち上げた菅原健介だった。

柳下将徳

「ぐるんとびー」では、高齢者が自分の時間を好きなように過ごせることを大切にする。「プールで泳ぎたい」「外食したい」という要望を、職員が当たり前のようにかなえる。末期がんの高齢者が、亡くなる直前に口にしたのが「プールに行きたい」という希望。その願いに応え、プールに連れて行ったら、彼は「痛い、くそっ、最後まで歩くぞ」と1時間プールの中を歩き続け、「痛かったけど最高だった。明日死んでも悔いはない」と晴れやかな顔を見せた。

(写真)ぐるんとびーのご利用者が理学療法士とプールに入る様子(Photo:Daisuke)
(写真)ぐるんとびーのご利用者が理学療法士とプールに入る様子(Photo:Daisuke)

そのエピソードに、柳下は「看護師としての自分なら、プールに連れて行くなんてとんでもないと考えただろう。しかし、こんなふうに患者さまに残り少ない生を楽しんでもらうことができるんだ」と衝撃を受けたのである。

現在柳下は「ぐるんとびー」で看護師として勤務。介護の仕事も担う。
小規模多機能ホームは訪問看護サービスとデイサービスの両方の機能を持ち、さらに宿泊というサービスも提供できる。つまり一人の高齢者の生活と広く向き合えることが特徴である。

そのことを柳下は“踏み込める”と表現する。

柳下将徳

「以前は病院の中だけで向き合っていたのが、今は利用者さまの生活に深く踏み込んで、その方にとって最もよい支えを提供することができます。例えば訪問看護でご家族の状況を見て、実は精神的な疾患の原因が家庭の経済状態からくるストレスにあるのでは、と察することがあります。そんなときは経済的な側面から支えてくれる行政側の専門職に話をつなぐこともできる。そんなふうに“ボーダーを超える”ことができるのも、現在の仕事の魅力です」

将来的に柳下は「ぐるんとびー」を核に、何らかの形で子供の成長にも携わりたいという夢を持っている。それも“ボーダーを超える”生き方だ。

 

まずは見学からでも歓迎です!! お待ちしてます!!

※当ステーションの採用担当者が受信いたします
※定員に達し次第、応募は締め切りとなります

 

今の常識を超えていく。そして新しい最適解を創り出す

「毎日がハプニングの連続ですよ。自分の考える“普通”がここでは通用しないんです」

そう破顔するのは事務の佐藤久実子。地元・藤沢市に暮らす一人だ。

(写真)佐藤久実子/事務/神奈川県藤沢市出身
(写真)佐藤久実子/事務/神奈川県藤沢市出身

以前取得した介護の資格を活かしたいと転職活動をしていたときに見つけたのが「ぐるんとびー」。日本で初めてURの団地の一室を利用した小規模多機能ホームという点に「ワクワクしました」という佐藤は、面接の場で菅原の話に「ココロをわしづかみにされた」そうだ。だが、実際に働き始めてみたら、面接時以上のワクワク感を感じる毎日を過ごすことになった。

例えばどんな? とたずねると、佐藤は「えーとですね」と、多すぎてどれから話そうかと迷うような顔を見せ、「例えば掃除や洗濯です」と続ける。

「掃除や洗濯はスタッフの仕事だというのが私の常識でした。でも、ここでは利用者さまと一緒に洗濯をして畳むし、掃除も一緒にする。窓拭きも、外側はスタッフがやって、内側は利用者さま。外と内でガラス越しに手を重ね、ニコニコ笑いながら窓を拭いているんです。その様子は、衝撃的でしたねえ」

確かに取材スタッフがお邪魔した際も、お茶を淹れて運んでくださったのは、認知症のおばあちゃん。“家族を訪ねてきてくれたお客さんをもてなすのは当たり前”という、ごく自然な振る舞いだった。

介護する側・される側という常識の“仕切り”が、ここにはない。その背景には、スタッフが常に考えをぶつけ合って一番いい最適解を見つけようと磨き合う姿がある。

佐藤久実子

「例えば『ぐるんとびー』の玄関に靴が散らばっていたとします。靴はちゃんとそろえるのが常識ですよね。でも、そろえたら車椅子が玄関に入れないのでは、と誰かが異を唱えます。それに対し、靴箱を置いてはどうかという意見が出る。あるいは、かえってバラバラのままの方がいいんじゃないか、という声が上がる。いっそ靴は玄関に置かないようにしたら、という提案さえ出ます」

そんなふうに“靴はそろえるもの”という常識に対して「これでいいのか」を繰り返しながら本当の最適解を見つけようとするのが「ぐるんとびー」のスタッフ。

「だからクリエイティブで刺激的。毎日がワクワクするんです」

そう、ここにあるのはクリエイティブな介護。“こうであるべき”という壁を壊し続けているのである。つまり「ぐんとぴー」自体が“ボーダーを超える”存在なのだ。

 

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ちょっと我慢、そこそこ幸せ――目指すのはそんな社会

そもそもURの団地の一室を小規模多機能ホームにするという日本初の試み自体、常識や普通というボーダーを超えるための挑戦だった。

「前例がない」「リスクは」「誰が責任を取るのか」といった具合に関係者間でのすったもんだは、予想されたこととは言え、やはり大きな壁だった。総論賛成、各論反対はこの国が新しいことを始める際にいつも持ち上がるお約束。

「それが、素晴らしいことに関係各所の足並みが偶然にもそろったんです。まるで惑星大直列。『ぐるんとびー』は、そんな恵まれた形で出発することができました」と菅原は振り返る。

(写真)菅原健介/株式会社ぐるんとびー 代表取締役/理学療法士/神奈川県鎌倉市出身
(写真)菅原健介/株式会社ぐるんとびー 代表取締役/理学療法士/神奈川県鎌倉市出身

「ぐるんとびー」といういっぷう変わった名称は、デンマークで広く尊敬される教育者ニコライ・フレデリク・セヴェリン・グルントヴィに由来する。菅原は人生で最も多感な中学高校の6年間をデンマークで過ごしたことで、“世界一幸せな国”の価値観を全身で吸収した。

「困ったら誰かが助けてくれるのが当たり前、という価値観です。だから社会的安心感が強く、とても生きやすい」

ひるがえって日本は、どうか。

菅原健介

「昔の長屋では、お互いにちょっとだけ我慢することで、そこそこ幸せな生活ができていました。その文化が根っこにあるんだから、例えばこの大庭地区3万4000人の街全体で“ちょっと我慢、そこそこ幸せ”という全体最適の幸せのシステムができるのではないかと思うんです」

それが、菅原の「ぐるんとびー」の発想の原点だった。

「ぐるんとびー」の理念「誰もが当たり前に人生の小さな幸せを得られる社会」には、まさにそんな想いが込められている。

高齢化率80%を超える駒寄団地の居室に開設された「ぐるんとびー」。菅原のほか、スタッフや利用者も同団地内に移り住み、同じ団地でともに暮らすようにして、団地全体を助け合いの拠点のようにしている。

「ぐるんとびーの原点でもあるデンマークのメディアからも取材が来るようになり、そして今年の5月には一週間以上に渡り、スタッフと一緒にデンマークに研修旅行に行きました。来年もスタッフと一緒にデンマークに行き、デンマークの福祉を学びながら交流を深めていく予定です。」

菅原健介

特筆したいのは、小規模多機能ホームの49%は赤字と言われる中で、確実に収益を上げていることだ。その理由を問うと、菅原は「人間関係、信頼関係ができると生活が安定し、支えるためのマンパワーが不要になる」とヒントをくれた。つまり柳下が言うように利用者に深く“踏み込む”ことで利用者との信頼関係を早期に築くことができ、事態に先手を打つことができるということだろう。また、佐藤が紹介してくれたように、利用者も一緒に仕事をこなすことも、マンパワーの得がたい一助となっているかもしれない。

取材に訪れた日、「ぐるんとびー」では大きなテーブルを卓球台にして、利用者がピンポンに興じていた。笑い声に包まれたその空間は、まさに柳下が思い描いた幸せな空間そのものだ。

Photo:Daisuke
Photo:Daisuke

※本原稿にある所属先、役職等の記載は2018年5月30日現在のものです
※定員に達し次第、応募は締め切りとなります

ぐるんとびー訪問看護ステーション 募集要項

施設所在地 藤沢市大庭5529-7キャセイアークヴィラⅢ-102
病院区分 訪問看護
募集資格 正看護師
雇用形態 日勤(常勤)
勤務先・担当業務 訪問看護/小規模多機能型居宅介護
業務
  • 1日訪問件数:4~5件(訪問エリア:藤沢市全域および周辺地域) 
  • 1回5件以上を希望する場合は収入増も可能
  • ※その他補足事項:自動車通勤応相談
募集人数 3名(2018年6月時点)
給与 正看護師 日勤(常勤)の場合
月収:348,000円~565,000円
年収:351,0000円~6,780,000円
※オンコール手当を入れた参考モデルです
※給与は能力・経験によって変わるので、ご相談ください
勤務時間 9時00分~18時00分(休憩60分)
休日・休暇
  • 週休2日制(4週に8日の休日)
  • 夏季休暇、年末年始休暇/年間休日114日
福利厚生・諸手当など
  • 通勤交通費:通勤手当支給(但し2万円/月上限あり)
  • 住宅手当:パークサイド駒寄に住んだ場合は5万円支給
  • 引越し手当:20万円支給(湘南大庭地区への転居に限る)
  • 子供と通勤が可能な場合もあり
  • 夕食補助あり(1食 大人500円、こども100円)
  • 年に1回のデンマークへの費用は会社負担の研修旅行あり(希望者のみ)
  • 団地内に複数のスタッフが居住しており様々な助け合いがあります
社会保険 健康保険/厚生年金/雇用保険/労災保険
Web

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