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人を美しくすることで自分自身も磨かれていく
「正直、看護師として積み上げてきたキャリアが無駄になっちゃうんじゃないかって、最初は不安がありました。」
大学病院、婦人科のクリニックで看護師として活躍してきた倉持。「以前から美容に興味があった」ということで秋葉原スキンクリニックに身を転じたが、実は内心にはそんな思いを隠していた。
転職のきっかけは、結婚。
それまで勤めていた婦人科のクリニックが新居からはずいぶんと遠くなってしまったため、交通の便に恵まれた秋葉原スキンクリニックに移ったのである。
看護師という仕事が大好きで一生続けたいと思っている倉持。「いずれは子どもも欲しい」と考えており、女性としての様々なライフイベントを乗り越えながら長く働ける環境が整っている秋葉原スキンクリニックは、格好の職場だった。
「院長は、産休を取って復職してもいいし、一度退職して子育てに専念し、いつか時期が来たらまた働いてくれてもいい、って言ってくれています。私の選択を尊重してくれる院長です。」
万一、病気などの理由で子どもをクリニックに連れてきても「バックオフィスのスタッフが見てくれることになってるんです」とのことだ。
そんなふうに看護師にとって働く環境としては申し分がなかったが、気になったのは“看護師としてではなくてエステティシャンになってしまうのか”という不安だった。
だが、働き始めてその不安は解消した。
というのも、“接客”だけで終わらず、看護師として患者に寄り添うことで最善の治療が行える信頼関係を築けるのでは、と指導されたからだ。
「院長は、患者様の訴えや症状を受けて、浅い経験ながらも“このような治療をしてはどうか”と発する私の言葉にも耳を傾けてくれる。上からではなくて、一緒に取り組んでくれる実感があります。」
看護師としてのキャリアが無駄になるどころか、十分に活かされ、さらにその上に美容というキャリアが上積みされようとしている。そんな手応えを倉持は感じている。
「人を美しくすることは、自分も美しくなることに通じると知りました。ここに移ってから“肌がきれいになったね”と言われることもあります。美容って、やりがいの大きい仕事です。」
心が柔らかくなっていく喜びを感じて
倉持が「とてもエレガントでスマート」と仕事ぶりに賛辞を送るのが、先輩の石川である。
「中2のテニス部の帰り道、友だちの1人に“石川さんって看護師になったらいいんじゃない?”って言われて、“そっかー”って思って」と、看護師を志した原点を語る石川。
前職は美容外科の看護師で、オペ室にも入ってスキルを磨いてきた。そのキャリアには、相応の自信を持っている。
「美容外科の仕事って、結果がはっきりと目に見えます。つまりわかりやすいんです。美容皮膚科ってそういうわかりやすさみたいなものがあるのかどうか、興味がありました」
クールに淡々と語るその姿は、背筋がすらっと伸びて、美しい。本心では迷いつつも、表面にはそんなことを感じさせない強さを持っているのではないかと思わせる。チーフの佐藤が「芯が強くて、あまり周囲に左右されない」と評するのも納得である。
今、石川は自らの仕事についてこう語る。
「症状が改善されたり、きれいになったりして、患者様の内面が変わるのがよくわかるんです。明るくなるというか、角が取れて丸くなるというか。雰囲気がとても柔らかくなるんですよ。確かに外科のように見た目ではっきり成果がわかるわけではないけれど、そんな内面の変化の感じられることが、この仕事の面白さですね。」
そんなやりがいを実感しているから、「時々もう一度外科に戻ろうかと思いつつも、患者様に会うのが楽しくて続けている」と語る。
決して無理はせず、自然な流れに委ねたいと考えているのが、今の石川だ。
「子育てをしながら働いている先輩もいるし、その姿を見ていると自分も続けられる、と思います。」
そんな自然体の生き方ができるのも、内に秘めた心の強さゆえだろう。
Noと言わなくなったら、心の迷いもなくなった
石川が秋葉原スキンクリニックへの転職を決めたのは、面接で会った堀内院長に惹かれ、「こんなにパワフルな人と一緒に働きたい、指導して欲しい」と思ったからだった。
その院長同様に職場で頼りにされ、背中を見ながら多くの後輩が仕事や立ち振る舞いなどを学んでいるのが、佐藤である。
勤続10年目。「こんなに長くいるなんて予想してなかったです。やっぱり院長の存在が大きいですね」と笑う。
堀内院長とは前に勤務していた美容クリニック時代からの知り合いで、秋葉原スキンクリニック開業とほぼ時を同じくして転職したという経緯がある。以来、秋葉原スキンクリニックを支え続けてきたコアスタッフの一人だ。
そんな佐藤も、かつては「自分は美容皮膚科に向いていないのでは」と悩んだこともあれば、涙を流したこともあったという。「外科や内科で患者様の生死に直面する看護師仲間と話が合わないと感じたこともあった」そうだ。
そんなモヤモヤした思いも、院長と話をすると解消できた。
「自分の考えていることにNoを出さず、やりたいことをやってごらん、と言われました。そんなふうに、あるがままの私を受け止めてもらったことで、ずいぶんと楽になりました。」
そんな経験を重ねることで佐藤は強くなっていく。
今では「院長のやりたいことはNoと言わずにすべて受け止めています」とのことで、「無茶ぶりも多いですけどね」と笑う。それはきっと院長からの信頼の大きさの表れだろう。
こうした視線は30歳を超えた頃から同僚や後輩にも向けられるようになり、今では「仕事仲間と友達は違う」というはっきりした割り切りを持ちながら、長所も欠点もその人の個性と受け止められるようになったそうだ。この強さも、院長から自然に受け継いだものだろう。
既婚だが子どもはまだ。もちろんいずれ子どもができても働き続けるつもりである。
「仕事って、私にとっては自分自身を見つめる時間なんです。だから楽しいし、ずっと続けていたいですね」
本原稿にある所属先、役職等の記載は2017年6月13日現在のものです
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