2021.07.31 掲載開始
“ほめて育てる文化”が成長を後押しする。
「日々違う出来事があって、そのつど新しいことを学んでいます。あっという間の10ヵ月でした。」
結婚を機に、以前から興味のあった美容の世界に挑戦したいと秋葉原スキンクリニックに転じてきた佐藤。自分自身が他院の美容皮膚科に患者として通っていた経験をもっている。
かつて美容皮膚科はハードルが高かったが、いまではすっかり身近な存在となった。そのため多くの患者が気軽に足を運び、自分の要望を口にする。その分ニーズは多様化してきた。佐藤はそこに面白みを感じている。
「シミを薄くしたいというご要望は同じでも、どんな方法があるか詳しく知りたいと情報を求める患者様もいらっしゃれば、何年も通っているので自分に合う方法はよくわかるという患者様もいらっしゃいます。ニーズは一人ひとり、すべて違う。だからコミュニケーション力がとても重要です。」
その点、佐藤が驚いたのは、コミュニケーション力の高いスタッフぞろいだったこと。患者の言葉に耳を傾け、患者がどう受け止めるかを計算して言葉を発しているのだ。だから佐藤にとっては一緒に働く仲間全員がお手本。その中で仕事をすることで、自然とコミュニケーション力も磨かれてきた。
“あなたは物覚えが早いから、できることがどんどん増えている”
“ありのままでいいんだよ”
そんな言葉を院長やサブチーフからかけてもらったことを「成長の実感がもてなかったから、とても嬉しかった」と佐藤は振り返る。“ほめて育てる文化”は、秋葉原スキンクリニックの特徴なのだ。
現在佐藤は、美容皮膚科とともに保険診療の一般皮膚科も担当している。一般皮膚科では医師と患者の架け橋となることを意識し、患者の理解度を測っては詳しい説明を加えたり、医師のフォローにまわったりする。
「美容皮膚科と一般皮膚科の両方があることで、看護師としてのキャリアに厚みが生まれると感じています。同じ患者様を両方の科で看ることもありますし」
実は佐藤は総合病院、内視鏡クリニックと、看護師としての経験を積んだ後に秋葉原スキンクリニックで美容皮膚科へ一歩踏み出した。いま一般皮膚科も担当することで、かつて看護師として磨いてきたスキルを再び活かすことができていると感じている。「成長の実感なんてないです」と苦笑するものの、周囲は「何でもできる人」と高く評価する。
「今後、出産という節目も迎えるでしょうが、この仕事が好きだから続けたいと思います。子育てしながら頑張っている先輩の姿は、私の目標です。」
“パーフェクトでなくていい”から頑張れる。
佐藤が自分自身の将来像を重ねるロールモデルの1人が、入職6年目の倉持である。
4年目に女の子を出産。約1年半の産休・育休を経て復職してきた。周囲の信頼も厚い、頼れるスタッフである。
現在は娘を保育園に預け、時短で働いている。復職後のそんな1年間を倉持は「怒涛の1年。全力疾走でした」と語る。
意外なことに倉持は、復職するかどうかは迷っていたという。理由は、自信がなかったから。
「仕事と子育ての両立なんて無理と思っていました。出産後は、娘を抱っこしながら“この子にはママである私が必要なんだ”という気持ちが強くなって、気持ちは揺れました。」
産休を取得する際、院長以下、職場のみんなは「行ってらっしゃい」と快く送り出してくれた。帰ってくるのを待っているという空気は感じたけれど、決してダイレクトに言われることはなかった。それは、口にしてしまえばプレッシャーに感じるに違いないという思いやり。決めるのはあくまで本人なのだから。
だが初めての育児は想像以上にハードだった。夫は実によく協力してくれたけれど、それでも辛い日々だった。息抜き代わりに娘を抱っこして秋葉原まで出かけ、クリニックに顔を出したこともあった。
そんなとき先輩が「頑張りすぎなくていいんじゃない」と言ってくれ、堀内院長も「倉持さんは、ちょっとドジっ子なところが魅力なんだから、パーフェクトでなくていいんだよ」と声をかけてくれた。そうした言葉に背中を押され、倉持は復職を決意。仲間たちのもとへと帰ってきたのである。
「再び仕事をするようになって、母親としてではなく、看護師としての自分を取り戻せたと感じています。思うようにいかないのが子育て。でも仕事は自分の思うように進められる。その実感が、自分らしさの再確認につながったと思います。」
出産では、自分が患者になって医療関係者に支えられる日々を送った。実に新鮮な経験で、患者の気持ちや視線を改めて学ぶことになった。そんなことも成長につながったという。
子育ては、想定外の出来事の連続である。朝、出かける間際に熱を出したり、急に保育園から呼び出しが来たり。自分ではコントロールできないことのほうが多い。互いに仲間への思いやりを大切にする秋葉原スキンクリニックだから、そうしたときでも柔軟な働き方が可能だ。
「仕事が終わったら電車の中で看護師から母親に切り替えて、駅から保育園まではダッシュです。1秒でも早く娘に会いたいから。」
ちなみに現在2歳の娘に肌のトラブルはまったくないとのこと。それは皮膚と美容のプロである倉持の矜持。そして母から娘への最高の贈り物だ。
人を大切に思う心が、強いチームをつくる。
倉持が育児や復職について悩んでいたときの相談相手の1人がサブチーフの鈴木。「みんなのお姉さんです」と倉持は大きな信頼を寄せる。
鈴木が入職して12年。
「こんなにも長く続けられたのは、仲間たちに恵まれたからです。女性だけの職場だけどみんな仲が良くて、休憩時間にはワイワイ過ごしています。人間関係がいいから患者様の情報共有もスムーズなんです。」
そんな職場の空気をつくってきたのは、間違いなく鈴木本人。“お姉さんキャラ”と思われてはいても、リアルでは末っ子。だからみんなと一緒に過ごすのが好きなのかもしれない。堀内院長も「みんなで一緒にやろうよというチーム感をつくってくれている」と評価する。
サブチーフとしての鈴木は忙しい。日々の施術でスタッフ全員の動きに目を配り、フォローが必要ならすぐに対応する。予約とは違う施術を希望する患者もいれば、予約の日時を間違えて来院してしまった患者もいる。そんな様々な想定外に際して最適な対処をしながら過ぎていくのが鈴木の1日だ。
さらに鈴木はプリセプターとして新人スタッフの教育も担当。施術に立ち会い、丁寧に指導している。
「成長は人それぞれ。私が心がけているのは、一人ひとりのペースに合わせて指導することです。私だって美容が未経験でこのクリニックに入ったんだし、最初はできなくて当たり前。いいところを見つけて伸ばしていくようにしています。」
まさしく“ほめて育てる文化”を体現している1人が鈴木だ。これは鈴木自身の体験から学んだことでもある。
「専門学校を卒業して入職した病院のプリセプターが大変に厳しく、“同じことは2度聞くな”という方でした。だから私は萎縮し、すごく不安でした。そのプリセプターが休んだ日、別の先輩が“何でも聞いていいんだよ”と声をかけてくれたんです。その一言に私は救われ、とても楽になりました。」
いまは新しいスタッフのできることが一つひとつ増えていき、成長する姿が鈴木にとって一番の喜び。大きなやりがいとなっている。
そして佐藤と倉持に対しても、さらなる成長を期待する。
「佐藤さんは一度学んだことはすぐにできるようになる人。倉持さんは誰に対しても優しくて親身になれる人。それぞれ後輩の指導に力を発揮してくれるでしょう。」
- 本原稿にある所属先、役職等の記載は2021年7月8日現在のものです
秋葉原スキンクリニック 看護師 募集要項
施設所在地 | 東京都千代田区外神田4-6-7カンダエイトビル2、3F |
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施設区分 | 診療所 |
募集職種 | 看護師 |
募集資格 | 看護師免許 |
雇用形態 | 常勤 |
業務 | 医院での一般皮膚科もしくは美容皮膚科での看護業務 |
給与 | 月額30万円以上 ・当院の規定に則り支給 ・通勤、時間外・残業・土日祝手当あり |
募集人数 | 1名 |
勤務時間 | 9:45〜18:45 ※残業月10時間程度あり |
休日・休暇 | ・週休2日制(毎週日曜定休) ・夏季休暇、年末年始休暇 ・有給休暇(初年度より発生) ・その他(出産、介護、育児等) |
福利厚生 | 1回/年、その他福利厚生あり |
Web | » 秋葉原スキンクリニック 公式サイト |